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「フラット35S」優良住宅取得支援制度を受けるために風呂場に手すりをつける

      2014/09/03

 「フラット35S」優良住宅取得支援制度
 http://www.flat35.com/loan/flat35s/index.html
 
「フラット35S」は、「フラット35で住宅ローンを組む方が取得する住宅が、優良住宅であれば金利を優遇しますよ」という制度だ。
 
詳しくは上記の URLを見てもらうか、不動産屋の担当に聞いてみるといいと思うが、この優良住宅の認定を受けるのは意外に簡単なのだ。
 
 
うちの場合は、「お風呂に手すりを付ける」というだけで OKだったのだ。
お風呂に手すりが付いていることでバリアフリー住宅として、優良住宅として認定され、優遇金利が受けられるのだ。
 
 
具体的な金額で試算してみよう。
(「財団法人住宅保証機構 http://www.hownes.com/loan/sim/index.html」で試算してみた。)
 
5000万円、金利 2.5%で 35年ローンを組んだとする。返済方法は「元利均等」を選んでみた。
 
通常のフラット 35で、全期間 2.5%の場合の返済額は「75,073,795円」。
フラット35Sの金利優遇を受け、最初の 10年間の金利が 1.5%に下がった場合の返済額は「69,888,841円」。
 
その差額は 5,184,954円!!
元本比率 10.4%!!
 
これだけ見ても何が何でも優良住宅として認定してもらう必要があると思うだろう。
 
 
ちなみに、お風呂場に手すりを付ける費用は、工事をする工務店にもよるだろうが 5万円前後。
優良住宅としての認定を受けるためには、「登録建築物調査機関」というところにチェックをしてもらい認定書を発行してもらう必要があるのだが、この認定費用が 5万円。
 
合計 10万円前後の費用がかかるのだが、金利優遇で圧縮できる支払額の比ではない。
 
 
ただ、この制度、平成24年3月末までなので利用しようと思っている方は急ぐ必要がある。
2月18日の「相続時精算課税制度」にも書いたが、いまはいろいろな住宅取得支援制度があるため、住む家を買うなら非常にいいタイミングだ。


 

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