中古マンション購入日記

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みずほ銀行がシステム障害により取引システムが全面停止

      2017/04/29

 みずほ銀行 プレスリリース
 http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2011/pdf/news110317.pdf
 みずほ銀行、大規模障害を招いた「夜間バッチ処理」(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO25303720Z10C11A3000000/
 
いよいよ明日が代金決済と物件の引き渡しの日。
そんな中、住宅ローンの融資元である SBIモーゲージの担当者から電話がかかってきた。
 
何用だろうと思って電話に出てみると、
「決済を行う銀行はみずほだと聞いていますが、みずほのシステム障害のため、明日の決済に支障がある可能性がありますが、どうしましょうか?」
とのことだった。
 
 
僕は、みずほのシステム障害のニュースは知ってはいたものの、それほど大変な事態だとは思っておらず、明日には復旧して普通に処理されるものと思っていた。
そんな中での電話だったので驚いた。
 
 次はこれか!?
 と。
 
 
僕とは別に、不動産屋さん経由で SBIからの連絡を受けた妻は、すぐさま取引を行う予定だったみずほ銀行の支店に連絡をし、状況を確認していた。
そして、明日になってもシステムが正常に稼働し始めるとは思いがたい状況であることを知らされる。
(この辺は、ニュースで伝えられていた「早急に復旧させる」というみずほ銀行のトップの発言とは裏腹に、現場ではかなりの混乱があったことが見て取れる。)
 
 
そして、僕の状況としては、
 ・現在の物件購入資金はみずほ銀行の口座にある
 ・SBIからの融資の振り込み先は
   みずほ銀行の口座を指定している
 ・最終的な代金決済はみずほ銀行の口座から
   売り主の口座へ送金することを予定している
ということなのだが、そのすべてが実行できない可能性が出てきたのだ。
 
そのため、万一に備え、下記のことを実行した。
 ・現在みずほにあるお金は現金として出金できるよう依頼をする
 ・SBIからの融資の振込先を
   みずほ以外の口座に指定を変更することを依頼する
 ・最終的な代金の決済をみずほ以外の口座から行うことにする
 
特に、1項目目の現金の出金の部分だが、マンションを買うような額を出金するワケなので、あらかじめ出金をする旨を伝えておかないと、当日その場での依頼では時間がかかる可能性があると判断したようだ。
(この辺は妻が対応したのだが、元銀行員としての経験なのだろう。)
 
 
また、2項目目は、3月5日の契約の際に振り込み口座の指定する契約を交わしているため、これをあとから変更することは基本的に認められていない。
だが、銀行のシステム障害という異例の事態のため、SBIからの申し出で、明日改めて書類を作成し直すことで振込先を変更することを実施することにしてもらった。
 
 
代金決済、引き渡しを翌日に控えているにもかかわらず、落ち着かない 1日を過ごすことになった。
 
 
 
ちなみに、住宅ローンの融資だが、売買契約が正式に完了したことを行政書士が確認し、そのことを融資する金融機関に連絡することで実行される。
融資の実行は、買い主との契約により行われるものであるため、もちろん買い主の口座に対して行われる。
そして、買い主があらかじめ用意したものと合算した上で、売り主に代金を支払う、という流れになる。
 
当たり前といえば当たり前の手順ではあるのだが、僕はこの時点まで融資の流れを正確には理解していなかったのだ。


 

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