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SBIモーゲージから住宅ローン「フラット35」の審査通過の連絡がある

      2017/04/28

住宅ローンは、みずほ銀行と SBIモーゲージ株式会社の「フラット35」を申し込んでいたのだが、フラット35の方が先に審査が終わり、仮審査で融資 OKとの連絡が来た。
 
 
「フラット35」は、独立行政法人住宅金融支援機構が提供する住宅ローンの商品で、SBIモーゲージ株式会社はそれを代理店として販売している会社だ。
 
そのため、物件などの審査を行うのは住宅金融支援機構ではあるのだが、僕が契約するのはあくまでも SBIモーゲージ株式会社なのだ。
実際のローンの返済なども SBIモーゲージに対して行うのだ。
 
 SBIモーゲージの住宅ローン「フラット35」
 http://www.sbi-mortgage.co.jp/
 
 
SBI、SBIホールディングスについては、wikiなどを見てもらえば分かるのだが、もともとは、北尾さんと言う方が、ソフトバンクの孫さんに請われてソフトバンク入りし、ソフトバンクグループの金融事業として始めた会社だ。
 
そのため、もともと SBIは「SoftBank Investment」の略だった。
だが、2006年にソフトバンクとは資本関係を解消し独立。
現在は「Strategic Business Innovator」の略だということになっている。
 
 
SBIモーゲージは、いわゆる銀行ではないため、やや疑念をもたれる方もいるかも知れないが、SBIホールディングスはすでに日本でも有数の金融グループになっているため心配をするようなことではないだろう。
 
ちなみに、僕の株式取引のメイン口座は、SBIグループの SBI証券なので、SBIには非常になじみはある。
 
そもそも、北尾さんが SBIを立ち上げた経緯なども雑誌などで読んで知っているため、SBIに対しては好意的な印象を持っている。
 
 
「フラット35」の特徴は、その名の通り「金利が固定」で「返済期間が 35年まで」設定が出来る。
また、保証料が不要であったり、繰り上げ返済手数料が不要であるという特徴もある。
 
ただ、昨今の金融情勢からすると、固定金利より変動金利を選び、金利を低く抑えようと考える方も多いだろうから、銀行から低い利率で融資が受けられるのであれば、そちらを選ぶ方は多いだろう。
 
こればかりは個々人の考え方なのでどちらがいいとは言えないが、今後 35年でかなりのペースで少子高齢化が進むため、日本の長期金利の上昇は避けられないだろう。
 
そのため、変動金利の場合は、将来想定以上のローンの支払いになる可能性もあるので注意が必要だ。
金利が変動するタイミングで固定金利の商品に切り替えられればいいが、たまたま転職をしてしまった、車のローンを組んでしまったと言った場合には、融資を断られることもあるためしっかり検討をしておく必要がある。
 
 
 
また、ローンの返済方法として、「元利均等」「元金均等」という 2つの方法がある。
 
詳しくは、下記のようなサイトに説明があるので参考にしてほしい。
 フラット35
 http://www.flat35.com/loan/atoz/1_4.html
 
 ノムコム
 https://www.nomu.com/loan/story/05.html
 
 
簡単に言うと、「元利均等」は毎月支払額が同じで、「元金均等」は毎月の元金の返済額が同じということ。
 
「元利均等」は、その名の通り元+利(元本+金利を足したもの)を均等になるように返済するもので、毎月の支払いが同じになるので、月々の返済額の計画を立てやすい。その反面、最初のうちは利息ばかりを返済するために元金がほとんど減らず、トータルでの返済額は「元金均等」より多くなる。
 
「元金均等」は、元金の返済を返済する回数で等分して返済するために元金均等返済といわれ、それに利息を加えたものが実際の返済額となる。利息は月々の元金に対してかかるため、月々の支払利息は徐々に減っていくことになる。
そのため、返済額は一番最初が一番大きく、そして、徐々に減っていくことになる。
 
本来的には、おおよそ将来に向かって収入が増えていく方が多いため、最初の方の支払い負担が大きい「元金均等」を選択することは相応にがんばる必要があるわけだが、住宅ローンを業務として担当していた妻は迷わず「元金均等」を選択した。
 
トータルでの返済額が大きく違うため、よくよく考えて選択しよう。
 
 
また、住宅ローンには繰り上げ返済というものも存在する。
月々決まった額に加え、プラスアルファで返済をする方法だ。
 
そして、繰り上げ返済した場合には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」のいずれかを選んで住宅ローンの返済の軽減をはかることができる。
「期間短縮型」は月々の支払額は変更せず、返済期間を短縮するという方法だ。
対して「返済額軽減型」は返済する期間は変えずに、月々の返済額を減らすと言う方法だ。
 
一般的に、「期間短縮型」の方が利息負担がより軽減されるため、トータルでの返済額は大きく軽減される。
 
ただ、妻はこれも迷わず「返済額軽減型」を選択するという。(実際の繰り上げ返済の際に選ぶことになるため、ローンを組む段階では選ぶ必要はない。)
「返済額軽減型」を選ぶ最大の理由として、「期間短縮型」で期間を短縮してしまうと、返済期間を元に戻すことができないからだ、という。
 
万に一つ、ローンの支払いができなくなるような状況が起きたとしても、35年ローンを組んでいるのであれば、35年の中で何とか対応出来るように対処すればいいが、途中で 5年ほど短くしていたりすると、その短くしたものを途中で元の年数の 35年にのばしたいといっても無理だからだ、という。
 
つまりは、せっかく 35年ローンを組んで月々の支払い負担を軽減しているのだから、繰り上げ返済をしたとしても 35年の期間をそのままに、月々の支払いを減らしてキャッシュフローを改善させた方がいい、という考え方だ。
その上で、キャッシュに余裕ができてきたら追加で繰り上げ返済すればいい、ということだ。
 
 
返済の方法、繰り上げ返済の方法は、選び方によって大きく返済額に違いがでてくるため、しっかりシミュレーションをすることをおすすめする。
 
 住宅保証機構
 http://www.hownes.com/loan/sim/index.html
 
 Suumo
 http://suumo.jp/edit/simulator/
 
 住宅金融支援機構
 http://www.jhf.go.jp/simulation_loan/index.html
 
 みずほ銀行
 http://www.mizuhobank.co.jp/loan/simulation/index.html


 

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