誰得？ビックカメラとメディオテックは給湯器の工務店業務で提携？

給湯器の故障と見積、工事、その流れ・目次

　
この記事は「給湯器の交換工事日記。GT-2053SAWX、RUF-VS2005SAW、RUF-SE2000SAW。」から続く一連の給湯器の交換に絡む関連記事です。最初の記事から読んでもらう方が分かりやすいかもしれません。
　
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誰得？ビックカメラとメディオテックは給湯器の工務店業務で提携？（この記事）
　
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ビックカメラとメディオテックとの提携

ビックカメラとメディオテックの提携は誰得？

　
先にも書きましたが、ビックカメラとメディオテックは提携をしています。
ビックカメラに給湯器の工事の依頼をするとメディオテックの担当者がやってきて工事の見積もりをしてくれます。
　
ですが、一度ビックカメラ経由で見積もりを取った場合、メディオテックの「棟梁ドットコム」から直接見積もり依頼をしても断られてしまいます。
　
ビックカメラとは業務提携をしていてその契約上、一度ビックカメラ経由で紹介を受けた顧客に対しては、メディオテックは直接取引することはできない、との理由です。
契約は、ビックカメラ経由でないとできない、と。
　
企業の判断としては、業務提携をしている関係としてはその提携内容をしっかりと遵守した判断だったと言えるでしょう。
メディオテックのコンプライアンスはしっかりしている、と。
　
ただ、これを守って誰が得をするのでしょうかね？
と疑問を感じずにいられません。
　
　

ビックカメラとメディオテックの価格、納期比較

　
メディオテックは最初は断ってはいたものの、何度も依頼したことで、一応メディオテックからも見積もりを出してもらっています。
ここで、メディオテック直接で出てきた見積もりと、ビックカメラ経由で出てきた見積もりを比較してみましょう。
　
ノーリツ「GT-2053SAWX BL」見積
　　ビックカメラ　　203,128
　　メディオテック　163,868
　
リンナイ「RUF-VS2005SAW」見積
　　ビックカメラ　　201,618
　　メディオテック　162,775
　
リンナイ「RUF-SE2000SAW」見積
　　ビックカメラ　　218,598
　　メディオテック　195,166
　
　
納期は以下の通り。
　ビックカメラ　　10日（土日祝日を除く）
　メディオテック　1週間
　
ビックカメラを通すことにより、金額も高くなり、工事完了予定日も遅くなります。
　
　

ビックカメラとメディオテックの価格、納期の違いの理由

　
なぜ、ビックカメラの価格が高く、納期が遅いのでしょうか？
　
理由は簡単です。
ビックカメラに給湯器の販売実績が少ないため、給湯器メーカー側としてはビックカメラに安く、早く卸すメリットがないからです。
　
　
他のところと比較してもらえば分かりますが、これではカインズホームと比較しても安くはならないのです。
詳細な見積は「これが実際の給湯器の見積だ！GT-2053SAWX BL、RUF-VS2005SAW、RUF-SE2000SAW」を確認してください。
（ビックカメラに見積もりを依頼する際には、カインズホームの見積もりを見せながら、「この金額に近づいたりしますか？」と聞いたにもかかわらず、それより安くならないということは、そもそも勝負する気すらないのでは？と思いたくなるわけです。）
　
当然私はここに頼むという選択肢はなくなるわけで、メディオテックとしても顧客を失うわけで、誰が得をするのだろうか？と思うのです。
　
　
ビックカメラもメディオテックも見積もりを出しても受注できないわけで、見積もりに来る時間や見積書を作成する手間が無駄になるワケです。
　
ちなみに、私も見積もり依頼にビックカメラには 2回行きましたし、メールや電話での依頼なども何度かありましたし、その私の手間も全くの無駄になります。
　
そして何より、メディオテックは一度は直接見積もりを出しており、それが良さげな内容だったことで、その他の会社への見積もり依頼の作業を止めたことで、10日ほど発注する時期が後ろにずれてしまうという直接的な悪影響もありました。
そんなわけで、一度見積もりを出しておきながら、最終的に断ってくるという判断が果たして問題なかったものか？とも思うわけです。
　
　
そんな経緯があったことで、この記事が生まれました。
このビックカメラとメディオテックの業務提携のネタは最初はぼかして書く予定だったわけですが、そんなことがあったためにハッキリと書いてみることにしました。
　
　
でも、ハッキリしていることがあります。
　
これを読んでいる皆さん、ビックカメラに見積もり依頼をしても意味がありません。
直接「棟梁ドットコム（メディオテック）」のサイトに行って見積もりを依頼してください。
　
安くて納期が短い見積もりが出てきます！
そして、見積もりの担当者は非常に分かりやすく説明してくれますし、こちらの質問や相談ごとに合わせてしっかりとした回答、提案をしてくれますので安心感もあります。
　
ビックカメラはよく行くお店で、給湯器も並んでいたので、先にビックカメラ経由で見積もりを依頼してしまったわけですが、先にビックカメラに依頼をしてしまったばっかりにこんなことになったことが非常に残念であり、同じ失敗をしないためにも、このブログを読んだ方には、最初から直接「棟梁ドットコム（メディオテック）」のサイトに行って見積もりを依頼してほしいですね。
　
　棟梁ドットコム
　　　https://touryo.net/
　
まぁねぇ。
餅は餅屋ってことですかね。
　
　
ちなみに、先にも書きましたが、ヨドバシカメラは給湯器を扱っていません。
ビックカメラも現在のような状況なのであれば、給湯器を扱わない方がいいんじゃないですかね？
　
もしくは、ビックカメラはメディオテックの取り次ぎ代理店として 5%とか 10%とかのマージンをメディオテックから受け取る方がよっぽどマシじゃないんですかね？
　
　

ビックカメラとメディオテックの提携の理由を推測

　
ビックカメラとメディオテックの提携の理由については推測するしかないわけですが、また、どの分野で提携しているか分かりませんので、本当のところは分かりませんが、こんなことを推測してみました。
　
　メディオテック
　　https://mediotec.co.jp/
　
メディオテックのサイトに行くとグローバルナビの一番左に「太陽光発電システムの販売・施工」と出てきます。
会社概要の「事業内容」の 1項目目に「太陽光発電システムの販売・施工」とあります。
　
つまりは、メディオテックはこの太陽光発電システムに絡んでビックカメラと提携することがメインの内容なのではないか、と。
　
太陽光発電システムは、今回我が家が見積もりを取った給湯器の工事と比べて、工事代金が 1桁違いますので、ビックカメラを通しても価格競争力があるのかもしれないですね。
　
給湯器と違って太陽光発電システムはビックカメラは価格競争力がある金額を出してくるのかもしれないですね。
　
もしくは、トータルの額が大きいだけに多少の金額差よりもビックカメラというブランド力が勝るのかもしれないですね。
　
　

ビックカメラは大好き（笑）

　
ここまで書いておきながら何ですが、ビックカメラはよく行きます。
　
株主優待目的ですがビックカメラの株を 3年ほど保有していますし、Suicaは「ビックカメラSuicaカード」だし。
　
だからこそ最初にビックカメラに見積もりを取りに行ったわけですから。
　
でも、だからこそ非常に残念に思うワケなんですよね。
　
あと、ビックカメラは税抜き価格で表示しているのがイヤですね。
ヨドバシカメラとか他の量販店はたいてい税込価格で表示しているからパッと見の額が紛らわしすぎますね。
そして、税込価格を知ったときの残念さが余計に買う気を失わせますね。